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小冊子「放浪 ~世界中の貧困と飢餓と戦争をなくすために~」 | |
ご好評を頂きまして品切れとなりました | |
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![]() 特別付録:『ゴミ捨て場の子供たち』DVD付! | |
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『ゴミ捨て場の子供たち』は、小冊子「放浪~世界中の貧困と飢餓と戦争をなくすために~」vol1(2007)発行にあわせて、監督四ノ宮浩が『神の子たち』(2001)を再編集した新バージョンです。 DVD仕様:26分/カラー/日本語字幕 | |
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推薦文 ![]() 「人間の犯す罪のなかで最大のものは無関心である」とマザー・テレサは言ったという。 空腹に苦しむことなく、きれいに水が飲めて、戦争で人を殺していない国を「戦後」私たちが作ってきたことは素晴しいことだ。 しかし、そういう境遇にいると、飢餓と貧困と戦争に苦しむ世界の他の地域に生きる人たち、三秒に一人の割合で死んで行く子どもたちのことを実感し、関心を持つことはむずかしい。ほんの六〇余年前に、私たちの国も似たような状況だったとは想像もできない。 富める者はますます富み、貧しい者はさらに貧しくなっている世界で、この両者の間に橋を架けようと悪戦苦闘、孤軍奮闘し続けているのが四ノ宮 浩である。 この橋を私たちが渡るには、いささかの想像力と関心とが要る。へこたれずに、新しい映画を作ろうと挑戦している記録を綴ったこの小冊子が、そのために役立つことを祈っている。 筑紫哲也 | |
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![]() あなたとの出逢いは『神の子たち』の時。 私のオリジナル曲「この世に生まれてきたら」と「Seeds in the fieles」を映画の中に挿入していただくことになり、小さなスタジオで一緒に仕事をしたのでした。 フィリピンにはフレディー・アギラの「アナック(息子)」を歌った1978年はじめて訪れ、その時もトンド地区で大勢の人にかこまれて歌った懐かしい思い出があります。 その後にも、フィリピンのストリートチルドレンを助けるボランティア活動に参加、たくさんの子供たちに逢いました。 ![]() その日は雨の降った後の晴れた日で、何だか夢のようでした。 ゴミの山の上にもテントを張った「めし屋」があり、山裾には小さな出店が並んでいてまるで縁日のよう。ここに暮らす人たちの日常の積み重ね、たくましさやあったかさを痛感したのでした。 それでもそこで障害を持って生まれた赤ちゃんに逢い、毎日のように「子供が死ぬ」と話してくれた人もあり、まさにこの時代の人間の真実をまざまざと見る気がして胸をえぐられる思いでした。 けれどゴミの町で生まれても、戦場の瓦礫の中で生まれても、輝くいのちは恐るべき強さで未来をつかもうとする!! そこに限りない美しさをあなたは感じて旅を続けているのでしょう。 立ちどまらずそこに向き合うことと決めたあなたの旅を私は見守りたいと思います。出来る限り私自身もそこに向き合いながら・・・。 加藤登紀子 ![]() | |
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「四ノ宮監督の平和の闘い、そして祈り・・・」![]() 知る、ということには、責任が伴う。そのことを恐れてか、人は、仲々、本当のことを知ろうとしません。しかし、同時に、真実を知りたい!という内的な欲求もあるのが、人間です。知って、理解し、行動する。四ノ宮監督と、そのスタッフ、そして、彼らを支援する人々も、そのようなプロセスを辿ったのです。知ることには、多大な労力と資金と多くの人の協力が、欠かせません。勇気も情熱も、必要です。 映像に写し出された、名も無い人々の、血と汗と、涙の記録は、私達に、様々な事を教えてくれるでしょう。悲惨さの中にも、苦悩の奥にも、悲嘆の果てにも、美が、喜びが、活力がある。失なわれゆくいのちの中にも、生まれるいのちの中にも、美しさと、壮厳さが、ある。四ノ宮監督の映像は、平和のための闘いであると同時に、平和の祈り、いのちの賛歌をも、歌っている。 葉祥明 | |
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「大人になったら、何になりたい?」 レバノン出身の女性フォトジャーナリスト、マリア・オーセイミにそう訊かれた、戦場に生きる9才の少年は次のように答えたという。 「…大人になったら、ぼくは子どもになりたい。なぜって、ぼくには、子ども時代がなかったから」。 そう答えた少年はいま、どこでどうしているだろう。無事に、年を重ねることができただろうか。精神的な意味においても、肉体的な意味でも、である。 ほんの少しの想像力。 ほんの少しの、他者への関心。 ほんの少しの、立ち止まる瞬間の連続。 そして、ほんの少しの、自分で考える意志の力…。 それらを眠らせることなく桟能させていれば、私たちは気づくはず。 いま、私たちはとんでもない時代と社会に向かっていることを。 ![]() 四ノ宮浩さんは、そのことに、真っすぐに取り組んでおられる。「内」と「外」を結び、いのちを重ね合おうとしている。「これまで」と「いま」と「これから」を結ぼうとしている。その、持続する意志の力と感受性に、心からの共感と感謝をもって私は伝えたい。 「非力ながら、ほんとに無念なほど非力ながら、ここにあなたの仲間がいる」と。 落合恵子
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はじめに 皆様へ いつもいつも僕たちオフィスフォープロダクションの映画製作へご支持いただきありがとうございます。 まず最初に、現在製作中の映画『(仮)天国の子どもたち』のことですが、実は、フィリピンロケ中の2006年9月30日より3日間、監督四ノ宮の命を狙われる事件に遭遇したため、現在、映画完成が遅れていることをご報告させていただきますが、必ずや傑作を完成させますのでもう少しお待ちくださいませ。 そして今回は、いつもご支援応援していただいている方々に対しての日ごろの感謝の意味をこめて、新しく5000人委員会にご参加していただくためにも、映画完成前ではありますが、このような小冊子「放浪 vol.1」を発行させていただく運びになりました。内容は、僕自身がHP上で公開している「どうしたら世界中の貧困と飢餓と戦争がなくなるのか」をメインテーマにした、今回の映画を完成させるまでの途中経過の心の軌道や葛藤、そして映画にとって必要なことや、自分自身、これから最後まで生き抜くうえで大切だと思った自分なりの生きる指針などを随時に綴った「監督放浪日記」を中心にオフィスフォーのスタッフがまとめましたので、ぜひ読んでいただけたらと思います。 また、アジアを放浪して感じたことですが、アジアの子どもたちのうちで、一番過酷な環境に置かれているのは、やはり「ゴミ捨て場の子供たち」だと思いました。そこで今回の小冊子にはDVD「ゴミ捨て場の子供たち」を特別付録として同封させていただきましたのでぜひ見てください。この作品は映画「神の子たち」などを26分にまとめたもので、2005年の12月に「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーンのイベント用に製作したものを編集し直したもので、評判もよく、今回はぜひ、日本の子どもたちなどにもお見せくださいませ。 なお次回からの小冊子「放浪」(随時発行予定)には「アジアの貧しき子どもたち」や「戦時下の子どもたち」「アフリカの飢餓の子どもたち」などの映像のDVDも同封させていただく予定ですのでご期待くださいませ。 今回の映画製作では、本当にいろいろな試練がどんどんやってきますが、僕は絶対に諦めずにやり抜き、自分の使命である世界が変わっていくきっかけになるだけの一本の映画を完成させてお見せいたしますので、皆様にはどうか、ぜひご一緒に、ゆっくりと歩んでいただけたらと願っています。 そして僕は、幸いなことに、命を狙われるという貴重な経験を初めてしたおかげで、その時期はほとんど欲という欲がなくなったようで、生まれて初めて「しあわせ」というものを感じました。僕の家族もみんな元気で健康で、オフィスフォーのスタッフともどもがんばって生きています。 僕は皆様のお力で、好きにさせてもらってすみませんが、必ずや、世界をよく変えるきっかけの映画を完成させることを、やり遂げることを改めてここに誓います。 2007年1月31日 監督 四ノ宮浩 | |
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![]() 小冊子「放浪」vol.1について、読者からの様々な声をご紹介しております。あなたも是非ご感想をオフィスフォープロダクションまでお寄せ下さい! | |
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「放浪」vol.1 -目次- 推薦文 筑紫哲也/加藤登紀子 推薦文 落合恵子/葉祥明 はじめに 第1章 9.11の衝撃 戦場へ<平和への探求> アフガンへ 人間の盾-イラク戦争勃発 「愛は許すことと知る」 香田証生さんについて 再スタート 第2章 ホワイトバンドとの出会い <貧困についての考察> 置き去りにされ続けた貧困問題 ホワイトバンドを支えたい フィリピンのほっとけない世界の貧しさ 日本人として目指す美しい生き方とは 第3章 再びフィリピンの地へ<世界中の貧困をなくすために> 世界中の貧困をなくすために 危険になったフィリピン 凄い経験 第4章 僕はまた、放浪をはじめた 特別付録DVD 映画「神の子たち」のご紹介 映画「忘れられた子供たち」のご紹介 アジアの貧しい子供たちへのサポートプロジェクトのご案内 販売商品のご案内 | |
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